私の読みは間違っているのか?

緊急コラムというか変わりのコラムが間に合わなかったので今回は代理で勘弁して下さい。(ぁ
先日石鍋裕先生が学校に来校しての影響もあるのだが…今後はやるであろうジャンルの料理に
ついて今回は注目しようと思う。まぁジャンルといっても大体は絞られてくるし…ご存知のように
1960年代のビートルズによる英国の文化の受け入れ、70年代のパリブーム、80年代後半から90年代
初頭にかけてのイタリアブーム(ワイン、チーズ含む)健康にいいと言うことから支持を得る東南
アジア系料理…そしてまた一時期のブームが復活しつつあるスペイン料理…

といった様に、時代時代によって料理の流行というものは変わってくる。(勿論流行の色等も左右する)
しかしこれからは固定概念というものは失われると言う事だ。フランス料理とイタリア料理の違いを
述べよと言われたら私は言える。米しか違いが無いことを。そもそもフランス料理の母体がイタリア
料理であり、違いと呼べる違いは風土や慣し、習慣等から若干の違いはあるものの、フランスでも
パスタはあるし、イタリアでもバターや生クリームを使う。無い物といえば米ぐらいである。
本当に。ワインもチーズもある。イタリアンが流行すれば、フレンチもそのスタイルを真似、
非常にカジュアルである。今やフレンチとイタリアンに違いがあるのか?と言う事です。

また日本料理とイタリアンは違うのか?と言う事である。米の炊き方に違いはあれど、日本でも
麺もあるし色んな調理法がある。日本の場合は色んな国の分化を受け入れている為(米国も)
何が主張したいのかがわからないと言う事もあるのかもしれないが…
時代が変わり、機械が発達される事による効率化が進んでも、料理人は存在し続ける…
料理人のモラルが…美味しい物を作るという心がある限り…料理が消える事は絶対にありえない…
新世紀の幕開けがいい形で転換期となれる事を期待して…後私が有名になるのも
期待して(苦笑 年内最後のコラムとさせて頂きます。。2001年もよろしくお願いします。

2000.12.17 (2003.12.31修正・加筆) 料理編No.6
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