ボランティアという事。

初めにお断りしておきますと、こうしなさいとかボランティアは絶対するべきだっ!
とかそういう意見では無いです。悪しからず。

私はボランティア嫌いですよ。はっきしいって。慈善事業やってるんぢゃ
ないんだから。無償で永久に奉仕するだなんて、ありえませんよと。
や無償の愛は大切です。奉仕の心も大切です。ただ対価を求めないのは
いけない事なのかと。自己満足の延長でやってるんだけども、決して
投げやりにやったり手抜いてる訳ぢゃないんだ。だったら何かしらの…
反応ですよ。反応が欲しいんだよ。本音言うとまねーまねーまねーですが。

ボランティアなんてのは余裕のある人、自発的に興味ある人で無いと無理です。
だから奉仕活動をすべきだとか訳わからん事言ってる人は一度よく考えろと。
私も嫌いでした。大嫌いでした。でも気づいたらボランティアでWebページを3つ
ぐらい運営していた事があります。(これを書いている現在1サイト運営しています)

ようするに持ちつ持たれつというか。臭いセリフで言うと人と人という文字は…
という事です。わたしゃ反吐が出るタイプですけどね。まぁ必要な時もありますが…
何もしないのに情報提供しろだとかはっきりいって「おこがましい」訳です。
情報提供する変わりに何してくれる?って事です。それは勿論お金で無くてもいいのです。
情報交換の場やコミュニティ、ユーザー参加型コンテンツ等のサイトが
成立する所以だと私は思っています。
情報を提供するから変わりの情報を貰う。それによって知識が深まり、さらに次の
話題が開けてくる…私個人はそう考えています。またボランティアであれ趣味であれ
何か別の事をする事はいい事だと思います。いゃ現実逃避とかではなくて。
一つの視点では一つの考えしか出てきません。それを別の視点から捉える。
これはとても大切な事だと思います。「ひらめき」がある日突然…という確立が
少なくとも私の場合は上がりました(^^;

またボランティアは試験的に少しだけ、と言った事が可能です。
やりたい時に初めていつでもやめる事が可能なのです。
それに有志の方等と共同で設置する事もある訳ですから、色んな意見が閉鎖された空間
(例:一個人のサイト)と違って一杯聞こえてくるのです。
ここはこうした方がいいよだとかデザイン面であるとか、ユーザビリティの観点であるとか。

そういった意見を反映し、それを還元する。レベルアップする。
並大抵で出来る事ではありません。根気と忍耐と努力と我慢。飽きやすい人や何か
別の新しい試み、簡単に手軽にやりたいと思っている人には無理なのかもしれません。

そんな訳で私は現在裏の方でボランティアサイトと後某所でお手伝いさんを
しているのです。評価される側から評価する側へと変わったのが最近の近況です。
とはいってもまだまだ評価される立場である事に変わりがないという今日この頃。

2004.01.15 戯言編No.16
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