情報の取捨択一という事。

ネット上での発言を見ていると私と同じまたは似た考えのいる方はいるようで、既存のマスメディアは
何処か論点がずれているというか、時に中立的だったり、時に主観的だったり、方向性が解り辛い面があります。
TVにおいては中立であるべきなのに主観性に走ってみたりとか、保守的、積極的、中立的、受動的。色んな
方向性が見えてきます。総じてどこのメディアの情報であっても比較して、情報の取捨が必要でしょう。
最近の私はネットで速報を見て、新聞を流し気味に読んで、もう一度ネットで確認するという傾向が強いです。

さて、当サイトで物事を語る前には大きな前提として、
「この文は誰に向かって書いているのか。」

以前も軽く日記やコラムで触れましたが、今回は深く掘り下げてみましょう。
えー私、何度も何度もしつこいぐらいに触れていますが、当サイトでは時に
ネタ(おばかなの)に走ってみたり、シリアスに走ってみたり、真面目話してみたりと、
「よくわからん誰も見ない自己主張系よろずサイトまがいなもの」

と化しています。(苦笑)当たり障りの無い発言や、その日○○があった〜事を淡々と書くのは性分に
合わない人らしいので。これでもネタというか視野は結構広くなったんですよ。最初はお堅い話と
読破話しか出来なかったですし。ただそれだと疲れる。読んで頂く人も私も。日本人の耐性として、
ジョークにはジョークで返すぐらいの器量が欲しい。(肝心の私がキレルんでしょうけど。

ただ、そのジョークも行き過ぎると…という問題が残りますけどね。これは常々言っているように
永遠の課題でしょう。何処で線引きをするか。しかしあえてこのギリギリに挑みます。突破してしまうと
叩かれたりする訳ですが、このギリギリ感がもう最高にたまらない。(変態だ)

「逢えて挑戦してこそ漢っ!漢の中の漢っ!綱渡りの緊張感が味わえる。」

日常の平凡に飢えているのでスパイスが欲しいとも呼べるでしょうか。ただ方向性を間違うと
スパイスはドラッグにもなりますが。戦争被経験世代はこれだから…
とこれ以上野暮なお話をするのは野暮というものですよ。野暮。(臆病者め…

ただネットに置ける表現は自由であるけども、ある程度慎重に行う必要があります。
交換日記をインターネット上に持ち込むのは別に構いませんが、その内容は内輪ネタで
あったとしても世界中の誰かにいつも見られているという事を考慮しなくてはなりません。
まぁそこを利用して逢えて「皮肉ってみる」使い方もあるんでしょうけど。

何事も「功」と「罪」な訳で、新聞・雑誌などの既存メディアと違い、インターネット上では
匿名で告発出来たり、スポンサーの意向や金を貰っている訳ぢゃないので(苦笑)好き放題に書けます。
自分の意見を思いっきりぶつけて(ぶっちゃけて)もいいでしょうし、Webや日記、blog等の媒体を
使って自己PRを行うのもいいでしょう。(実際作者もそういう考え方に賛同して入った口ですしね。

ただ勘違いされると困るのは顔が見える、見えないは関係ないのだと思うのですよ。
顔が見えないから何を聞いても許されるのか?私も若い頃に聞かれた事があります。
もし実際に顔を逢わせた場合、貴方はその人に向かって今私に質問した事を質問出来るのか?と。
私自身の考え方を変える、ターニングポイントだったのかもしれません。

最近のネットコミュニティを見ている限り、そういった相手の事を考える、尊重するという考えは
何処かにおいていかれているような気がします。本当に本当に初心者な人には難しいでしょう。
ただある程度の知識がある人は…まぁ会話に参加するぐらいなら傍観者にならないで欲しいという
私個人の我侭なのですが。挨拶もロクに出来ない、言葉遣いの悪さ。匿名と何か勘違いをしているの
ではないでしょうか。人は自分の事しか考えていないと言う事?ネットにおいても、リアルにおいても
いかに自分が目立ちたいという人の何と多い事か。まぁそうして人は初めて理解するのですよ。
「目立とうとしても殆どの人は小物に過ぎないと言う事を。」勿論私も大物になれない小物ですが(微笑)

批判があるのなら批判すればいい。だが情報を開示している者に、匿名という立場を利用しての
批判は真っ当な批判であると呼べるのか?それは匿名を悪用しているだけに過ぎないのではないかと思うのです。

後書き。
そういえば去年の今頃、お金になれるなら駄文幾らでも書くよとか言ってましたねぇ(苦笑)
あれから一年、まだ何処からもライターのお仕事は来ません(当たり前だ何を勘違いしている
まぁ趣味で他サイトでコラムを書かせて頂いてますけどね。今回も文章の構成力、読みやすさ、
話の降り方、情報の取捨択一がまだまだだなと感じました。まぁ少しは進歩してるのかな?w

□ 今回のコラムに関して参考にさせて頂いた記事とか。
ネットで書く文章は誰に向けているのか? (人工事実さん)
情報価値が変化する時代にブログはどういう役割を果たすか? (週間!木村剛)

2004.6.5 インターネット編No.16
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